みなさんこんにちは。
東京都杉並区浜田山、京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある歯医者、浜田山おとなこども歯科です。
「根管治療 痛み」というキーワードで検索している皆さんは、根管治療を受ける際や治療後に痛みを感じるのではないかと不安に思っている方が多いのではないでしょうか。根管治療は歯の内部を治療するため、神経に近い部分を触ることになるため、痛みを心配する声もよく耳にします。
この記事では、根管治療に伴う痛みの種類やその原因、痛みの対処法について詳しく解説します。また、当院で導入している、痛みを最小限に抑えるための最新技術についてもご紹介します。この記事を読むことで、根管治療に対する不安が解消され、安心して治療に臨めるようになるでしょう。特に、根管治療を考えている方や治療後の痛みに不安を感じている方にぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。
根管治療とは
根管治療とは、歯の内部にある「根管」と呼ばれる部分を治療する歯科治療です。歯の根の中には神経や血管が通っており、虫歯が進行してこれらの組織に感染が広がると、強い痛みや腫れを引き起こします。通常、虫歯は歯の表面から始まり、放置すると徐々に内部の神経にまで到達します。神経が感染してしまった場合、そのままでは歯を残すことができないため、根管治療で神経を取り除き、内部を清掃・消毒して再び封鎖します。
根管治療を受けることで、感染を取り除き、歯を抜かずに保存できる可能性が高まります。しかし、根管治療は歯の内部を触るため、治療中や治療後に痛みを感じることがあるため、患者さんにとっては大きな不安材料となります。
根管治療中に起こりうる痛みの種類
根管治療中や治療後に感じる痛みにはいくつかの種類があります。以下では、それぞれの痛みの原因や対処法について詳しく説明します。
根管治療後に歯がズキズキ
根管治療後に歯がズキズキと痛むことがあります。この痛みは、治療によって周囲の組織が刺激され、一時的に炎症を起こすために生じます。治療自体は麻酔が効いているため痛みを感じることはありませんが、麻酔が切れた後に痛みを感じることがあります。特に、治療後24~48時間以内に痛みが出やすく、痛み止めを服用することで対処できます。痛みが続く場合や悪化する場合は、感染の再発が考えられるため、早めに歯科医院に相談してください。
根管治療で歯に薬を詰めた後に起こる痛み
根管治療では、治療した根管に薬を詰めることで、感染が再発しないように密閉します。この際に、詰めた薬が歯や周囲の組織に軽い圧力をかけることがあり、しばらくの間、鈍い痛みを感じることがあります。この痛みは通常、数日で軽減しますが、長期間痛みが続く場合は再度検査が必要です。薬の量や治療の精度によっても痛みの程度は変わるため、痛みが強い場合は歯科医師に相談してください。
歯を支える組織の炎症による痛み
根管治療後に、歯を支える歯根膜や歯槽骨が一時的に炎症を起こすことがあります。特に治療が進行していた場合、周囲の組織が感染によりダメージを受けていることが多く、治療による刺激で炎症が再発することがあります。炎症が起こると、歯茎の腫れや痛みが見られ、噛むときに強い痛みを感じることがあります。このような場合は、炎症が収まるまで安静にし、必要であれば鎮痛剤を服用することで症状を緩和できます。
根管治療後におこる長引く痛み
根管治療後に数週間から数か月にわたって痛みが続く場合、治療が不完全である可能性や、根管内部に感染が残っている可能性があります。痛みが長引く場合、再治療が必要となることもあります。再治療では、残っている感染を除去し、再度根管内を消毒することで問題を解消します。再治療を受ける場合は、信頼できる歯科医院での精密な診断が重要です。
根管治療後の噛んだ際に起こる痛み
治療後、噛んだ際に歯が痛むことがあります。これは治療中に歯の内部が刺激され、神経や歯を支える組織が敏感になっているためです。通常、この痛みは時間が経つにつれて軽減しますが、もし1週間以上続く場合は、治療した歯に何らかの問題が残っている可能性があるため、再度診察を受けることをおすすめします。
根管治療後のズキズキする痛みはいつまで続くの?
根管治療後のズキズキする痛みは、多くの場合、数日から1週間ほどで治まります。治療後の最初の24時間は痛みが強くなることがありますが、これは治療による一時的な炎症反応によるものです。この痛みは通常、鎮痛剤を使用することでコントロールできます。市販の痛み止めを使用しても痛みが続く場合や、痛みがさらに悪化する場合は、再感染や治療の不備が疑われるため、早めに歯科医院に相談することが重要です。
根管治療後の痛みの対処法
根管治療後に痛みが生じた場合、以下の方法で痛みを軽減することができます。
- 痛み止めを使用する
根管治療後の痛みは一時的なものであり、通常は鎮痛剤で緩和することができます。市販の痛み止めを服用することで、ズキズキとした痛みを抑えることが可能です。治療後、歯科医から指示がある場合は、それに従って適切な量の薬を服用してください。 - 患部を冷やす
根管治療後に歯や歯茎が腫れている場合、冷たいタオルや氷嚢で患部を冷やすことが効果的です。冷却することで血管が収縮し、炎症が和らぎます。ただし、冷やしすぎると逆効果になることがあるため、冷やす時間には注意が必要です。 - 柔らかい食事を摂る
治療後、噛むときに痛みを感じる場合は、柔らかい食べ物を選び、歯にかかる負担を減らすことが大切です。例えば、スープやヨーグルト、マッシュポテトなどの柔らかい食事を摂ることで、痛みを感じにくくなります。また、硬い食べ物は避けるようにしましょう。 - 定期的に歯科医院でのチェックを受ける
治療後も定期的なチェックを受けることで、根管治療の経過が順調であるかどうかを確認することができます。必要であれば、追加のクリーニングや治療を行うことで、痛みの原因を取り除き、再発を防ぐことができます。
当院の痛みを発生しないための対策
当院では、患者さんができる限り痛みを感じないように、最新の技術と設備を導入しています。以下は、その代表的な対策です。
マイクロスコープ
当院ではマイクロスコープを使用した精密な根管治療を行っています。マイクロスコープは、肉眼では見えない歯の細部を拡大して確認できるため、治療の精度が向上し、痛みの原因となる感染を完全に除去することが可能です。これにより、再感染のリスクが減り、痛みを伴うトラブルも最小限に抑えられます。
痛みのない電動麻酔器
麻酔をかける際に痛みを感じることを恐れる患者さんも少なくありません。当院では、電動麻酔器を導入しており、麻酔の注入速度を自動でコントロールすることで、針を刺す際の痛みや薬剤注入時の不快感を軽減しています。これにより、麻酔がより快適で痛みを感じにくい治療が可能になります。
ラバーダム
ラバーダムは、治療中に歯を唾液や細菌から保護するためのゴム製のシートです。根管治療においては、治療部位を清潔に保つことが成功の鍵となります。ラバーダムを使用することで、治療中の感染リスクを最小限に抑え、治療後の痛みや再発を防ぐことができます。
まとめ
この記事では、根管治療中や治療後に起こりうる痛みの原因や対処法について詳しく解説しました。根管治療後の痛みは多くの場合、一時的なものですが、長引く痛みや強い痛みがある場合は再診が必要です。当院では、痛みを最小限に抑えるための最新技術を導入しており、安心して治療を受けていただけます。
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監修者:
医療法人社団名月会
理事長 山口昌良