「根管治療の費用相場と節約方法|保険診療 vs 自費診療、費用を抑えるためのポイント」|杉並区浜田山の歯医者|浜田山おとなこども歯科・矯正歯科

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週刊浜田山 BLOG

「根管治療の費用相場と節約方法|保険診療 vs 自費診療、費用を抑えるためのポイント」

みなさんこんにちは。

東京都杉並区浜田山、京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある「浜田山おとなこども歯科」です。根管治療の費用に関して多くのご質問をいただきます。特に「根管治療の費用は保険が効くのか」「自由診療の場合の費用はどのくらいか」など、費用の面での疑問を持たれる方が少なくありません。

この記事では、根管治療の費用相場や保険と自費診療の違い、費用を抑える方法などについて詳しく解説します。根管治療を検討している方やそのご家族、特に治療費用が気になる方はぜひ最後までお読みください。


根管治療の費用の相場について

根管治療の費用は、保険が適用される治療と、自由診療とで費用が異なります。多くの歯科医院で行われている保険診療では、自己負担額が3,000円から5,000円前後になることが一般的です。具体的な金額は地域や症例、使用する材料によっても異なりますが、保険診療は全国一律の費用基準が設けられています。

一方、自由診療では、より高度な治療機器や特殊な材料を使用するため、費用は3万円から10万円以上になる場合があります。自由診療の特徴として、根管治療の精密度や治療成功率を高めるためのマイクロスコープや歯科用CTなどの最新機器が使用されることが多く、こうした機材費用が加算されます。

根管治療の保険治療・自費治療の費用

保険の根管治療のメリットとデメリット

  • メリット: 保険治療は費用が安価で、全国一律の料金で受けられるため、経済的負担が少なく済みます。保険診療により3割の自己負担で治療が可能で、1本の根管治療費用が約3,000円から5,000円程度です。
  • デメリット: 保険診療では、使用できる材料や治療法が限られるため、再発のリスクが高まることがあります。最新技術や治療法が制限されるため、治療の精度や時間も異なり、治療期間が長くなる場合があります。

自費の根管治療のメリットとデメリット

  • メリット: 自費診療では、マイクロスコープや歯科用CTを使った精密な診断が可能で、治療の精度が格段に向上します。再感染のリスクを低減するMTAセメントや最新の治療器具も使えるため、治療の成功率が向上します。通常は1回から2回の通院で完了する場合が多く、患者様の負担も軽減されます。
  • デメリット: 自費診療は高額で、医院によって料金設定も異なります。通院回数や症状に応じて変動するため、治療を開始する前に詳細な見積もりを取ることをおすすめします。

根管治療の費用を抑える方法はある?

治療費用を抑えるためにできることを以下にまとめました。

保険治療を選択する

根管治療は保険診療で行うことができ、費用負担を軽減するために保険診療を選択することも一つの方法です。ただし、保険診療の材料や治療技術には制限があるため、治療の精度や再発のリスクを考慮して選択することが重要です。

早めに歯科医院を受診する

虫歯や歯周病が悪化してからではなく、早期に診断・治療を受けることで、根管治療を避けられる場合もあります。例えば、虫歯が歯髄に達する前であれば、根管治療を行わずに他の治療法で対応できる可能性があります。定期検診を受け、早めの対策を取ることが治療費を抑えるための一つの方法です。

医療費控除を利用する

年間の医療費が一定額を超える場合、医療費控除が適用されるため、確定申告で一部の医療費が還付されます。根管治療にかかる費用も控除の対象となるため、年間の医療費が多くかかる方にはおすすめの方法です。

デンタルローンを利用する

自費診療の費用が高額になる場合、デンタルローンを利用することで分割での支払いが可能になります。デンタルローンは月々の支払い負担を軽減することができ、経済的な理由で自由診療を断念することなく治療を受けることができます。

複数の歯科医院で見積もりを取る

自由診療の料金は歯科医院によって異なるため、複数の医院で見積もりを取り、比較することも一つの手段です。同じ治療内容でも料金が異なることが多いため、事前に医院ごとに見積もりを確認してみると良いでしょう。

根管治療の通院回数の目安とは?

根管治療は、治療方法や患者の症状によって通院回数が異なります。保険診療での通院回数は3~4回が目安とされていますが、自由診療の場合は精密機器を用いるため、治療回数が少なく短期間で終了する場合もあります。

保険診療による根管治療の費用と通院回数

保険診療の場合、1回あたりの費用は約3,000円から5,000円です。通院回数は3回から4回が一般的で、治療の進捗によってはさらに回数が増える場合もあります。通常、初回で感染部分の除去を行い、2回目以降で薬剤を充填して封鎖を行います。

自由診療による根管治療の費用と通院回数

自由診療では、高度な機器を使用し、精度の高い治療を行います。そのため1回あたりの費用は約3万円から10万円が目安ですが、通院回数が少なくなるため、短期間で治療が完了するケースが多いです。通常、1回から2回で治療が完了することが一般的です。

自由診療の根管治療の費用が高い理由

自由診療が高額である理由として、マイクロスコープやCTスキャンなどの高額な機器を使用する点や、MTAセメントなどの高品質な材料を使用する点が挙げられます。これにより治療の精度が格段に上がり、再感染のリスクが大幅に低減されます。また、患者様一人一人に合わせた最適な治療を提供するため、時間と費用がかかることが理由です。

当院の根管治療による取り組み

浜田山おとなこども歯科では、患者様に最適な根管治療を提供するため、最新技術を積極的に導入しています。

  • 歯科用CTの導入: CTを用いて歯の内部構造を詳しく把握することで、より精密な治療計画が可能になります。
  • マイクロスコープの導入: 肉眼では見えない細かな部分まで観察できるため、根管内の徹底した除去と清掃が可能です。これにより治療の成功率が大幅に向上します。
  • ラバーダムの使用: 口腔内の感染リスクを低減するために使用し、再感染の防止に役立てています。
  • MTAセメントを使用: 高い封鎖性が特徴のMTAセメントを使用することで、再感染のリスクを低減し、治療の成功率を高めています。
  • 痛みを軽減する技術: 患者様の負担を減らすために、表面麻酔や極細の針を使用し、痛みを感じにくい治療を心がけています。

まとめ

根管治療は、保険診療と自由診療で費用や治療内容が大きく異なります。費用を抑えたい場合は、保険適用の治療を選択したり、医療費控除やデンタルローンを活用する方法があります。浜田山おとなこども歯科では、患者様にとって最適な治療を提供するため、精密な機器を導入し、安心して受けられる治療環境を整えています。

浜田山おとなこども歯科では24時間WEB予約を行っております。何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
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監修者:医療法人社団名月会理事長 山口昌良