みなさんこんにちは。
東京都杉並区浜田山京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある浜田山にある歯医者、浜田山おとなこども歯科です。
虫歯治療や歯の修復に使われるコンポジットレジン(CR)。銀歯に比べて見た目が自然で、「虫歯治療をするならできるだけ白くて目立たないものにしたい」と思う方に人気の素材です。しかし、治療費は保険適用か自由診療かによって大きく変わるため、「一体いくらかかるの?」「保険診療と自由診療の違いは?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、コンポジットレジン治療の費用の仕組みを徹底解説し、保険診療と自由診療の違い、さらに選び方のポイントまで詳しくお伝えします。これを読めば、自分に合った治療法を選ぶためのヒントがきっと見つかります。
そもそもコンポジットレジン(CR)とは?
コンポジットレジンは、歯科治療に用いられるプラスチック系の白い詰め物です。虫歯で失った部分を埋める際に、天然歯に近い色で修復できるのが特徴。金属を使わないので、金属アレルギーの心配もなく、治療中の見た目も自然です。
かつて虫歯治療といえば「銀歯」のイメージが強かったですが、最近はコンポジットレジンの進化により、前歯だけでなく奥歯でも十分な強度を発揮できるようになりました。
保険診療のコンポジットレジン治療
コンポジットレジンは、保険適用の範囲内で使用できるケースが多いです。例えば、小さな虫歯(C1、C2)や中程度の虫歯(C3)のうち、神経を取らずに済む治療では、保険適用のコンポジットレジンを使うことが一般的です。
保険診療の費用の目安
保険診療でのコンポジットレジン治療の費用は、以下のような目安です(3割負担の場合)。
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前歯(1本あたり):1,500円~3,000円程度
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奥歯(1本あたり):2,000円~4,000円程度
費用は、治療の部位や虫歯の大きさ、使用するコンポジットレジンの量などによって変わります。保険診療は「機能の回復」が目的のため、見た目の自然さや色合わせはある程度までしか追求できない場合があります。
保険診療のメリットとデメリット
【メリット】
✅ 費用が抑えられる:健康保険が適用されるため、治療費は大幅に抑えられます。
✅ 治療がスピーディー:1回の通院で治療が完了することが多いです。
【デメリット】
❌ 色や質感に制限がある:保険診療では使用できる材料が決まっており、審美性に限界があります。
❌ 時間の制約:保険診療では診療報酬が決まっているため、自由診療に比べて歯科医師が細部までこだわる時間は限られます。
自由診療のコンポジットレジン治療
「見た目にとことんこだわりたい」「長持ちする素材を選びたい」という方には、自由診療のコンポジットレジン治療が向いています。自由診療では、保険診療では使用できない高品質な材料を選べるのが特徴です。
自由診療の費用の目安
自由診療の場合、治療費は1本あたり10,000円~30,000円程度が相場です。
以下のようなポイントで費用が変わります。
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使用するコンポジットレジンの品質やブランド
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歯科医師の技術料(色合わせの精度、仕上げの丁寧さ)
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診療時間の長さ(細部までこだわるため、時間をかける医院が多い)
自由診療のメリットとデメリット
【メリット】
✅ 見た目の美しさが段違い:保険診療では出せない透明感や自然なグラデーションを再現できます。
✅ 色合わせが自由自在:患者さんの歯の色に合わせて細かく調整できます。
✅ 変色しにくい高品質な材料が使える:長期間にわたり白さを保ちやすいです。
【デメリット】
❌ 費用が高い:健康保険が適用されないため、全額自己負担になります。
❌ 医院によって価格に差がある:歯科医院ごとに自由診療の費用設定が異なるため、事前に見積もりを確認することが大切です。
保険診療と自由診療の仕上がりの違い
実際の仕上がりの差は、「どの程度、見た目にこだわるか」によります。
以下のポイントで比較してみましょう。
項目 | 保険診療 | 自由診療 |
---|---|---|
材料 | 保険適用の材料(限られた色調) | 高品質なレジン、豊富な色調 |
見た目の自然さ | ある程度自然、色の微調整は限定的 | 天然歯そっくりに調整可能 |
仕上がりの美しさ | 多少の段差やざらつきが出る場合あり | 滑らかで美しいツヤ感を実現可能 |
変色リスク | 2~3年程度で変色することがある | 変色しにくい素材を使用可能 |
治療の時間 | 比較的短時間で終わる | 細部までこだわるため時間をかける |
費用 | 1,500円~4,000円程度(保険3割負担) | 10,000円~30,000円程度(自費) |
保険診療と自由診療、どちらを選ぶ?判断ポイント
「どっちにするか迷う…」という方のために、選び方のポイントをまとめました。
✅ 費用を抑えたいなら保険診療
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費用負担を最小限に抑えたい
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奥歯など、見た目の重要度がそれほど高くない部位
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虫歯が小さい場合など
✅ 見た目にこだわりたいなら自由診療
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前歯や目立つ部分で、自然な見た目を追求したい
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白さを長持ちさせたい
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変色を極力避けたい
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将来的に再治療のリスクを減らしたい
治療を受ける前に「どこまで見た目にこだわりたいか」「予算はどれくらいか」などを歯科医師と相談すると、自分に合った選択がしやすくなります。
よくある質問Q&A
Q1. 小さい虫歯なら保険診療でも十分ですか?
A. はい、保険診療でも小さな虫歯の治療は十分可能です。費用を抑えたい方におすすめです。
Q2. 自由診療のコンポジットレジンはどれくらい長持ちする?
A. 使う材料やメンテナンス状況にもよりますが、保険診療よりも耐久性が高いものが多いです。平均して5年以上、しっかりケアすれば10年程度持つケースもあります。
Q3. 変色はどれくらい気になる?
A. 保険診療のコンポジットレジンは、数年で着色や黄ばみが目立つことがあります。自由診療は変色しにくい材料を使うため、長期的な美しさを維持しやすいです。
Q4. 治療後の痛みはありますか?
A. 虫歯を削る際に麻酔を使うので、基本的に痛みは感じにくいです。治療後に一時的な違和感やしみる感じが出ることがありますが、通常は数日で落ち着きます。
まとめ:自分に合った治療法を見つけよう
コンポジットレジン治療は、見た目の自然さと機能の回復を両立できる便利な方法です。ただし、保険適用か自由診療かによって、費用や仕上がりの美しさに大きな差があります。費用を抑えたい方には保険診療、見た目にこだわりたい方には自由診療がおすすめです。
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監修者:医療法人社団名月会理事長 山口昌良