寝ている間に歯を壊してる?歯ぎしり・食いしばりと睡眠の深い関係|浜田山にある歯医者|浜田山おとなこども歯科・矯正歯科

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〒168-0065 東京都杉並区浜田山3-30-6 1階

週刊浜田山 BLOG

寝ている間に歯を壊してる?歯ぎしり・食いしばりと睡眠の深い関係

みなさんこんにちは。
東京都杉並区浜田山京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある浜田山にある歯医者、浜田山おとなこども歯科です。
「朝起きたらあごが疲れている…」

「歯がすり減っている気がする…」
それ、もしかすると“寝ている間の歯ぎしり(ブラキシズム)”が原因かもしれません。

実は、ブラキシズムと睡眠の質・習慣は密接に関係しています。
この記事では、歯ぎしり・食いしばりが睡眠中に起こる理由や、改善するためのヒントをやさしく解説します。


【1. ブラキシズムとは?】

ブラキシズムとは、無意識に行われる「歯ぎしり」や「食いしばり」のこと。
特に多いのが、睡眠中に無意識に歯を強くこすり合わせたり、かみしめてしまうケースです。

主なタイプ

  • グラインディング(ギリギリこすり合わせる歯ぎしり)

  • クレンチング(グッと噛みしめる食いしばり)

  • タッピング(カチカチ歯を鳴らすクセ)


【2. なぜ、睡眠中に歯ぎしりをしてしまうの?】

睡眠中のブラキシズムは、主に以下の要因が関わっていると考えられています。

✅ 睡眠の浅いタイミングに起こる

  • 特に**レム睡眠(浅い眠り)**や、睡眠の切り替え時(中途覚醒など)に多く発生します。

  • 無意識下で自律神経が乱れ、筋肉が急に緊張することがあります。

✅ 日中のストレスの影響が睡眠中に現れる

  • 心や身体のストレスがたまっていると、脳が睡眠中も興奮状態に近くなり、歯ぎしりとして現れることがあります。

✅ 睡眠時無呼吸症候群との関連

  • 呼吸が一時的に止まった後に歯ぎしりを起こすこともあるとされ、
     歯ぎしりが“気道を確保するための防御反応”という説もあります。


【3. 睡眠中のブラキシズムによる影響】

🦷 歯へのダメージ

  • 歯のすり減り・ヒビ・破折

  • 詰め物や被せ物が外れやすくなる

  • 知覚過敏の悪化

😫 あご・体への影響

  • 起床時のあごの疲労・痛み

  • 顎関節症の原因

  • 頭痛・肩こり・睡眠の質の低下


【4. 睡眠中の歯ぎしりをどう対策する?】

✔ ナイトガード(マウスピース)の活用

  • 寝る前に装着することで、歯やあごへのダメージを防ぎます。

  • 医院で作製可能で、保険適用なら約5,000円前後(3割負担)

✔ ストレスケア・リラクゼーション

  • 就寝前のスマホ断ち・湯船入浴・深呼吸・軽いストレッチ

  • 日中の緊張を和らげることで、歯ぎしりが減ることもあります。

✔ 睡眠環境の見直し

  • 寝具の見直し(枕の高さなど)

  • 口呼吸対策(鼻呼吸の促進)

  • 必要があれば睡眠時無呼吸症候群の検査を受けるのも◎


【5. 自分でできるチェックポイント】

  • 朝起きてあごがだるい・重い

  • 家族に歯ぎしりを指摘された

  • 歯が平らに削れてきた・ヒビがある

  • 最近、歯の詰め物がよく取れる

1つでも心当たりがあれば、歯科医院に相談してみましょう。


【まとめ】

睡眠中の歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)は、自分では気づきにくい“静かなトラブル”です。
ですが、その影響は歯や顎、そして睡眠の質
にまで及びます。

ナイトガードの装着やストレスケア、生活習慣の見直しで改善できるケースも多いため、
「朝起きるとあごが疲れている…」と感じたら、一度チェックしてみてくださいね。


📅 ご予約・ご相談はこちら

当院では、ブラキシズムの診断とマウスピース作製、睡眠中のトラブルへのサポートも行っています。
浜田山おとなこども歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
https://apo-toolboxes.stransa.co.jp/user/web/2545f63366dc1dbcdcc92efdad0b0a67/reservations
監修者:医療法人社団名月会理事長 山口昌良