浜田山で精密根管治療|通院回数を抑えて再発を防ぐ方法とは|浜田山にある歯医者|浜田山おとなこども歯科・矯正歯科

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〒168-0065 東京都杉並区浜田山3-30-6 1階

週刊浜田山 BLOG

浜田山で精密根管治療|通院回数を抑えて再発を防ぐ方法とは

みなさんこんにちは。京王井の頭線「浜田山駅」から徒歩0分、杉並区浜田山の歯医者「浜田山おとなこども歯科」です。

「根の治療って、何回も通わないと終わらないの?」
「1回で終わる場合と、5回もかかる場合の違いって何?」
歯の根っこの治療、いわゆる「根管治療(こんかんちりょう)」に関して、そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

実際、根管治療は歯科治療の中でも非常に重要で、回数や期間にばらつきが出やすい治療です。
この記事では、そんな「根管治療の回数」について、一般的な目安から、回数が増える理由、早く終わるケースなどをわかりやすく解説していきます。

この記事でわかること:
・根管治療の一般的な通院回数
・回数が増える原因
・回数を少なくするために大切なこと
・当院での取り組みや最新設備のご紹介


1. 根管治療とは?

まずは「根管治療」の基本について確認しておきましょう。

根管治療とは、虫歯や感染によってダメージを受けた歯の内部(神経・血管など)をきれいに取り除き、再感染を防ぐために密閉する治療のことです。<br>
根の中(根管)はとても細く複雑な構造をしているため、肉眼では見えにくく、精密な治療が必要とされます。


2. 根管治療にかかる回数の目安

根管治療の一般的な治療回数は「2〜4回」程度です。

ただし、これはあくまで「スムーズに進んだ場合」の話。状況によっては5回以上かかるケースもあります

歯の種類 一般的な回数 回数が増える可能性が高い例
前歯 1〜2回 再根管治療、感染が強い場合
小臼歯 2〜3回 根の数が複数ある場合
大臼歯 3〜5回 複雑な根管形態、感染根管など

3. 根管治療の回数が増える主な理由

a. 感染が強く膿がたまっている

根の先に膿がたまっている状態(根尖病変)では、内部を完全に無菌に近づけるまでに時間がかかります。1〜2回の洗浄で済まないことも多く、複数回の消毒・薬剤交換が必要です。

b. 歯の根の形が複雑

歯の根っこは1本に見えても、中に枝分かれした管が入り組んでいます。特に大臼歯では3〜4本の根管があり、その形態も非常に複雑です。

c. 再根管治療(やり直し)

一度治療した歯が再度痛みや腫れを起こした場合、被せ物を除去して再度内部を清掃する「再根管治療」が必要です。これには通常よりも時間と回数がかかる傾向があります。

d. 器具の破折や穿孔(穴)などの偶発的トラブル

稀に、治療中に器具が歯の中で折れてしまうケースや、壁に穴が開いてしまうケースもあります。このような場合には、MTAセメントなど特殊な材料を用いて慎重に対応し、治療期間が長くなることがあります。


4. 1回で終わる根管治療はある?

最新の研究では、「1回法(シングルビジット)」と呼ばれる1回で完結する根管治療も一部で行われています。

しかし、これはあくまで感染の程度が軽く、条件の整ったケースに限られます。<br>
無菌的な環境のもと、顕微鏡(マイクロスコープ)やCT診断など高度な設備が揃っていないと実施は困難です。

また、1回で終わるからといって必ずしも良い結果になるとは限らず、むしろ無理に1回で終わらせると再発のリスクが高まる可能性があります。


5. 根管治療の回数を減らすために大切なこと

a. 治療を中断しないこと
途中で通院をやめてしまうと、再感染し治療が振り出しに戻ることがあります。最短で終えるためには、計画通りに通院することが重要です。

b. ラバーダム防湿の有無
当院では治療中に唾液や細菌が根管に入らないよう、「ラバーダム防湿」を標準で使用しています。これにより再感染リスクが下がり、回数の増加を抑えることができます。

c. マイクロスコープの活用
根管の内部を拡大視野で確認できるマイクロスコープは、複雑な根管治療の成功率を飛躍的に向上させ、結果的に治療回数を減らすことにもつながります


6. 当院の根管治療におけるこだわりと対応

浜田山おとなこども歯科では、再発リスクを最小限に抑えるために以下のような体制を整えています。

  • 歯科用CTによる立体的な根管構造の事前把握

  • マイクロスコープによる精密な処置

  • MTAセメントなど最新の封鎖材料の使用

  • すべての治療でラバーダム防湿を徹底

  • 治療計画を初回カウンセリング時に丁寧にご説明

これらの取り組みにより、最小限の回数で最大限の治療効果を目指しています。


7. よくある質問Q&A

Q1. 毎回何をしているのですか?
A. 根管の中を洗浄し、消毒薬を入れ替え、感染の状態を確認します。必要に応じてCT撮影も行います。

Q2. 通院間隔はどれくらいですか?
A. 感染の程度によりますが、通常は1週間〜10日に1回程度が多いです。

Q3. 毎回の治療時間は?
A. 通常は30〜60分程度です。使用する機器や歯の部位によって異なります。

Q4. 途中で痛みが出ることはありますか?
A. 一時的な痛みや違和感が出ることはありますが、適切な処置で数日〜1週間程度で落ち着くことが多いです。


まとめ:根管治療の回数は「歯の状態しだい」

根管治療の通院回数は、「1回で終わる」とも限らなければ、「何度も通うことになる」とも一概には言えません。

**重要なのは、回数よりも“どれだけ確実に感染源を除去できたか”**という点です。

当院では、無駄な通院を減らし、精密で再発のない治療を提供できるよう、最新の設備と技術を整えています。

「できるだけ回数を減らして、確実に治したい」
「歯を抜かずに、長く使いたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

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医療法人社団名月会 浜田山おとなこども歯科 理事長 山口昌良