みなさんこんにちは。
東京都杉並区浜田山、京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分にある「浜田山おとなこども歯科」です。
「奥歯が1本抜けたけど、今のところ痛くもないし放ってある…」
「忙しくて、治療に行かないまま数ヶ月…」
そんな方は要注意です。
歯の欠損(歯が抜けた・抜いた後のまま)を放置していると、見た目や噛み合わせだけでなく、将来的な健康や治療費にも大きく影響を及ぼします。
この記事では、歯を失ったまま放置することでどんな問題が起きるのか、どんな治療法があるのかを分かりやすく解説します。
「1本だけなら大丈夫」と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
歯の欠損を放置するとどうなる?
歯が1本でも欠けたまま放置していると、次のようなトラブルが起きやすくなります。
1. 噛み合わせのバランスが崩れる
歯はお互いに支え合って並んでいます。
そのため、1本でも抜けてしまうと、隣の歯が倒れてきたり、噛み合う歯が伸びてきたりします。
🦷 具体例:左下の奥歯が抜けて放置 → 上の歯がどんどん伸びて咬合不良になり、噛みにくさと頭痛を訴えるようになった患者さんも。
2. 発音や見た目に影響する
特に前歯を失った場合は、サ行・タ行の発音がしにくくなったり、見た目にコンプレックスを抱えることも。
🦷 例:40代女性「歯が1本ないだけで、人前で笑うのがイヤになった」とご相談を受けたケースがあります。
3. 残っている歯の寿命を縮める
歯が抜けたところを他の歯で補おうとすると、負担が偏ってしまい、健康だった歯がダメになるリスクが高まります。
🦷 例:1本の欠損を放置し、反対側でばかり噛んでいた結果、3年でその歯がグラグラに…。
4. 顎の骨がやせていく
歯が抜けた部分の骨は、刺激がなくなることで時間とともに吸収されてしまいます(骨吸収)。
インプラントなどの選択肢が取りづらくなることもあります。
🦷 骨吸収が進んでインプラントができなくなり、入れ歯しか選べなくなったケースも少なくありません。
5. 顎関節症や肩こり・頭痛の原因に
噛み合わせのずれから顎の関節に負担がかかり、あごの痛みや音、さらには肩こり・頭痛など全身症状を引き起こすことも。
欠損を放置しないための治療法
歯を失った後の治療には、主に3つの選択肢があります。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで選ぶことが大切です。
① インプラント(自費)
人工の歯根を埋め込む方法で、見た目も自然でしっかり噛めます。
周囲の歯に負担をかけず、長期的に安定しています。
【メリット】
-
見た目・噛み心地が自然
-
両隣の歯を削らない
-
骨の吸収を防げる
【デメリット】
-
費用が高め(30~50万円程度/本)
-
外科手術が必要
② ブリッジ(保険 or 自費)
失った歯の両側の歯を削って、橋渡しのように人工歯をかぶせる治療です。
【メリット】
-
保険適用も可能(条件あり)
-
治療期間が比較的短い
【デメリット】
-
健康な歯を削る必要がある
-
支えとなる歯に負担がかかる
③ 部分入れ歯(保険 or 自費)
金属や樹脂の装置で、欠損部に義歯をはめこむ方法です。
【メリット】
-
保険で作製可能
-
手術不要
【デメリット】
-
違和感を感じやすい
-
見た目にやや劣る
よくある質問(Q&A)
Q. 奥歯1本だけ欠けたけど、治療しないといけないの?
→ はい。1本だけでも放置すると周囲の歯や噛み合わせに悪影響を与えます。
Q. 抜けたままにしておくとどうなる?
→ 噛み合わせのずれ、骨の吸収、発音障害、顎関節症などさまざまな問題が起きる可能性があります。
Q. 費用が気になります…。
→ 治療法によって費用は異なります。インプラントは高額ですが、ブリッジや入れ歯は保険が使える場合もあります。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
歯の欠損は、放置しても自然に治ることはありません。
むしろ、時間が経つほどに周囲の歯や全身への影響が大きくなります。
「1本だけだから大丈夫」と思っているうちに、2本・3本と問題が広がっていくケースはとても多くあります。
浜田山おとなこども歯科では、欠損の状態やご希望に合わせて、インプラント・ブリッジ・入れ歯など複数の治療法をご提案しています。
気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。
浜田山おとなこども歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は、以下からご予約ください。
👉【WEB予約はこちら】
https://apo-toolboxes.stransa.co.jp/user/web/2545f63366dc1dbcdcc92efdad0b0a67/reservations
監修者:医療法人社団名月会 理事長 山口昌良