フロスのやりすぎは逆効果?正しい使い方と注意点を浜田山の歯科医が解説します|浜田山にある歯医者|浜田山おとなこども歯科・矯正歯科

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フロスのやりすぎは逆効果?正しい使い方と注意点を浜田山の歯科医が解説します

こんにちは。京王井の頭線・浜田山駅から徒歩0分の【浜田山おとなこども歯科】です。
患者さまからよくいただくご質問のひとつに、

「フロスってやりすぎると歯に悪いって本当ですか?」

というものがあります。

結論からお伝えすると、フロスは毎日使っても問題ありません。
ただし、「使い方を間違えると逆効果になることもある」ため注意が必要です。

今回は、フロスのやりすぎで起こるリスク正しい使い方について、浜田山の歯科医がわかりやすく解説します。


フロスの“やりすぎ”で起こる3つのリスク

フロスは、歯と歯の間に詰まった汚れを落とすための大切な道具ですが、以下のような使い方をしている方は要注意です。

1. 力任せに押し込む

勢いよく歯茎の中に押し込むと、歯肉を傷つけて炎症や痛みの原因になります。

2. 回数が多すぎる

1日に何度もフロスをしていると、歯茎の摩耗や炎症を招くことがあります。基本的には1日1回、夜の歯磨き時に行えば十分です。

3. 出血があるのにやり続ける

フロス中に出血が見られる場合、それは歯肉炎や歯周病のサインであることも。無理に続けず、早めに歯科でチェックしましょう。


正しいフロスの使い方とは?

フロスを効果的に、かつ歯や歯茎を傷つけずに使うためのコツを紹介します。

● ゆっくりやさしく通す

フロスは、ノコギリを引くように小刻みに動かしながら歯と歯の間に通します。絶対に力任せに押し込まないこと。

● 歯の側面に沿わせて上下に動かす

歯茎を傷つけないように、歯のカーブに沿わせるように上下に動かすのがポイントです。

● フロスは毎日夜に1回でOK

朝晩2回など過度に行うのは避け、1日1回、丁寧に使うことが大切です。


出血=やりすぎ?実はそれだけではありません

「フロスをすると毎回血が出るんです…」というご相談も多く寄せられます。

実はこれ、フロスのやりすぎというよりも、歯肉に炎症が起きているサインであることがほとんどです。
特に、以下のような方は歯周病の初期症状である可能性があります。

  • フロスのたびに出血する

  • 歯茎が赤く腫れている

  • 口臭が気になる

  • 歯と歯の間に食べ物が詰まりやすい

このような症状がある場合は、無理にフロスを続けるよりも、一度歯科医院でチェックを受けることをおすすめします。


【まとめ】やりすぎより“正しく・毎日”が大切です

デンタルフロスは、虫歯・歯周病予防に欠かせないケアアイテムです。
ただし、「やりすぎる=回数や力が過剰」になると逆効果になることも。

✅ フロスは1日1回、夜に丁寧に
✅ 力を入れすぎず、歯茎を傷つけないように
✅ 出血や違和感があれば歯科医院で相談

正しい使い方を身につけることで、一生自分の歯を守ることができます。


浜田山でフロスの使い方に不安がある方はご相談ください

当院では、デンタルフロスの使い方やセルフケアのアドバイスも丁寧に行っております。
「フロスをすると血が出る」「これで合っているのかわからない」といったお悩みも、遠慮なくご相談ください。

浜田山駅から徒歩0分、土日診療にも対応しています。
お子さまから大人の方まで、予防歯科に力を入れている歯科医院として、皆さまの口腔ケアをサポートします。


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医療法人社団名月会 浜田山おとなこども歯科
院長:山口 昌良