みなさんこんにちは。
東京都杉並区浜田山京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある浜田山にある歯医者「浜田山おとなこども歯科」です。
虫歯治療を受ける際に、ジルコニアという素材を勧められて、どんな特徴やメリット・デメリットがあるのか気になっていませんか?
この記事では、虫歯治療で使用されるジルコニアについて詳しく解説し、種類や価格の相場、よくある質問にもお答えしていきます。
読者の方が安心して治療を受けられるように、メリットとデメリットの両方をしっかりお伝えします。
この記事を読むと、ジルコニアの特徴や適したケース、そして選ぶときに大切なポイントが分かります。
虫歯治療でジルコニアを検討されている方や、家族の歯の健康を守りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
ジルコニアってどんな素材?
ジルコニアは、非常に硬くて耐久性に優れたセラミック系の素材です。歯科治療では主に被せ物やブリッジなどに使われ、白くて自然な色味が特徴です。金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。
私の経験でも、ジルコニア治療を受けられた患者さんから「金属の色が見えなくてきれい」と喜ばれることが多いです。
ジルコニアとセラミックの違いとは?
セラミックは見た目が自然で、特に前歯に使われることが多い素材です。ジルコニアはセラミックの一種で、特に強度が高く、奥歯など強い力がかかる場所にも向いています。
色味の自然さはセラミックに軍配が上がりますが、ジルコニアは耐久性が強く、長く使いたい人におすすめです。
ジルコニアのメリット
虫歯の再発防止
ジルコニアはぴったりとフィットするため、治療後の歯にすき間ができにくいです。これにより、虫歯の再発リスクを抑えることができます。実際、私の患者さんでもジルコニア治療後は虫歯の再発が少なく、長期的に健康を維持できています。
身体に優しいメタルフリー
ジルコニアは金属を使用しないため、金属アレルギーの心配がありません。これまで金属の被せ物でアレルギー反応が出た方でも、安心して使えます。
強度・耐久性が高い
非常に硬い素材のため、長期間使えるのが特徴です。噛む力が強い方や奥歯の治療にも安心して使えます。私自身も、奥歯にジルコニアを使った患者さんの治療を多く担当し、長持ちする結果に満足されています。
変色しにくい
ジルコニアはプラスチック素材のように変色しないため、見た目の美しさが長持ちします。日常生活の食事やお茶の影響を受けにくいのも魅力です。
金属アレルギーのリスクがない
金属を使わないので、金属アレルギーの不安がある方にもおすすめできます。実際、当院でも「金属アレルギーが心配だったけどジルコニアにして良かった」との声を多くいただいています。
ジルコニアのデメリット
費用が高額
保険適用外のため、治療費が高くなることが多いです。当院では1本あたり8万円から15万円ほどが目安です。金額は高いですが、長い目で見ての耐久性や安心感を重視される方に選ばれています。
自然さがやや劣る
見た目の自然さでは、オールセラミックの方がやや優れています。特に前歯の見た目にこだわる場合は、セラミックを選ぶ方もいらっしゃいます。ただし、奥歯など見えにくい部分ではジルコニアの白さで十分満足できることが多いです。
歯を多めに削る必要がある
ジルコニア冠はしっかり装着するために、歯を多めに削る必要があります。歯を残したい方にはデメリットに感じられるかもしれませんが、当院ではできるだけ最小限に抑えるよう心がけています。
硬すぎるため対合歯を傷つける可能性がある
非常に硬い素材なので、噛み合う歯に負担がかかることがあります。これを防ぐため、医院では噛み合わせの調整を丁寧に行い、安心して使えるようにしています。
調整・修理が難しい
硬い素材なので、欠けたり割れた場合は修理が難しく、新たに作り直すことになる場合が多いです。定期検診でトラブルを早期発見することが大切です。
ジルコニアの種類と値段の相場
ジルコニアの被せ物
被せ物(クラウン)として使われることが多いです。白くて目立たないため、奥歯から前歯まで幅広く使えます。
ジルコニアの詰め物
奥歯の小さい虫歯治療にも、ジルコニアの詰め物を使うことが可能です。強度が高いため、長く使いたい方に向いています。
部位によって値段は変わる?
前歯か奥歯かで、作る技工物の複雑さや調整の難しさが変わり、費用が変わることがあります。奥歯は噛む力が強い分、耐久性を重視する必要があるため、費用が高めになる傾向です。
ジルコニア治療でよくある質問
審美性(見た目)はどうですか?
白くて目立ちにくく、自然な見た目を実現できます。ただし、オールセラミックの方が色の再現性は高いです。
保険適用できますか?
基本的にジルコニアは保険適用外です。自由診療になりますが、健康や美しさを重視される方に選ばれています。
どれくらい長持ちしますか?
正しいケアをすれば10年以上持つことが多いです。私が治療した患者さんでも、10年以上問題なく使っているケースがほとんどです。
メタルボンドや他の素材と比べてどう違うの?
メタルボンドは金属フレームがあるため強度は高いですが、金属アレルギーや歯茎の変色のリスクがあります。ジルコニアは金属を使わないので、見た目とアレルギー対策で優れています。
削る量が多いって聞いたけど大丈夫?
確かに歯を多めに削る必要がありますが、最小限に抑える工夫をしています。ご不安な方には、事前にしっかり説明しますので安心してください。
途中で欠けたり割れたらどうするの?
硬いとはいえ、強い力がかかると割れることもあります。その場合は基本的に作り直しになります。トラブルを防ぐために、定期検診をおすすめしています。
お手入れはどうすればいいですか?
毎日の歯磨きと、歯科医院での定期的なクリーニングが大切です。定期的に噛み合わせのチェックも行うことで、トラブルを防げます。
まとめ
この記事では、虫歯治療で使われるジルコニアについて、素材の特徴やメリット・デメリット、値段の相場やよくある質問まで詳しく解説しました。
ジルコニアは強度が高く、長期間使えるのが魅力ですが、費用や噛み合わせへの影響なども理解して選ぶことが大切です。
浜田山おとなこども歯科では、患者さんのご要望に寄り添いながら、最適な治療を提案しています。
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監修者:医療法人社団名月会理事長 山口昌良