「【保存版】小児矯正の一期治療とは?効果・費用・治療法を詳しく解説」|杉並区浜田山の歯医者|浜田山おとなこども歯科・矯正歯科

〒168-0065 東京都杉並区浜田山3-30-6 1階

週刊浜田山 BLOG

「【保存版】小児矯正の一期治療とは?効果・費用・治療法を詳しく解説」

みなさんこんにちは。

東京都杉並区浜田山、京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある浜田山おとなこども歯科です。

お子さまの歯並びが気になり、「矯正を始めるタイミングはいつがいいの?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?特に「一期矯正」という言葉を耳にしたことがあっても、具体的にどのような治療をするのか、またどんなメリットがあるのか、よく分からないという声をよく聞きます。

そこで今回は、小児矯正の「一期治療」について詳しく解説します。一期治療とはどのような治療なのか、どんな種類があるのか、またどのようなケースで行うべきなのかを分かりやすく説明していきます。

この記事を読むことで、以下のことが分かります。

小児矯正の一期治療とは?
一期治療と二期治療の違い
一期治療で使用される矯正装置の種類
どんな場合に一期治療だけで完了するのか
保険適用の有無について

お子さまの歯並びが気になるご家族の方は、ぜひ最後までお読みください!


小児矯正の第一期治療とは?

小児矯正の第一期治療の目的

小児矯正の第一期治療(一期矯正)とは、主に 6~10歳頃 に行う矯正治療のことです。この時期は 乳歯と永久歯が混在する混合歯列期 であり、顎の成長をコントロールしながら歯並びを整えることが目的です。

第一期治療の主な目的は以下の通りです。

  1. 顎の成長をコントロールし、永久歯が正しく生えるスペースを確保する
  2. 噛み合わせのズレを早期に改善し、将来的な歯列矯正の負担を軽減する
  3. 口腔習癖(指しゃぶり、口呼吸、舌癖など)を改善し、正しい口腔機能を育てる

この時期に治療を行うことで、第二期治療が不要になる場合もあり、総合的な矯正費用や治療期間を短縮できる可能性があります。


第一期治療と第二期治療の違い

小児矯正は、大きく分けて 第一期治療(一期矯正)第二期治療(二期矯正) に分類されます。

  第一期治療 第二期治療
開始時期 6~10歳(混合歯列期) 12歳以降(永久歯が生え揃った後)
治療目的 顎の成長を整え、永久歯が正しく生えるようにする 歯並びや噛み合わせを最終的に仕上げる
使用する装置 拡大床、急速拡大装置、プレオルソ、インビザライン・ファースト など ブラケット矯正、インビザライン など
治療期間 約1~3年 約2~3年
治療の負担 痛みが少なく、取り外し可能な装置が多い 固定式の装置を使うため、歯の動きに伴う痛みがある

第一期治療のメリット

  1. 顎の成長を利用できるため、自然な歯並びを作りやすい
  2. 永久歯の抜歯を回避できる可能性が高い
  3. 第二期治療が不要になる場合がある
  4. 口腔習癖を改善し、自然な成長を促す

第一期治療で使用する矯正装置の種類

拡大床

取り外し可能な装置で、顎の骨を広げることで永久歯が正しく生えるスペースを作ります。

急速拡大装置

上顎の骨を拡大するために使用する固定式の装置です。

プレオルソ

柔らかいマウスピース型の装置で、口腔筋機能の改善を促します。

インビザライン・ファースト

透明なマウスピース型の矯正装置で、目立ちにくく、痛みが少ないのが特徴です。

ヘッドギア

上顎の成長を抑制するために使用される装置です。


第一期治療のみで終わることはある?

第一期治療だけで十分と歯科医師が判断したとき

永久歯が適切に生え揃い、噛み合わせが整った場合、第二期治療が不要になることもあります。

第二期治療への移行が困難な事情があるとき

成長段階で矯正の継続が難しい場合、第一期治療のみで経過を観察するケースもあります。


さまざまな症例と1期治療の進め方

出っ歯(上顎前突)

上顎が前に出ている状態で、早期に矯正を始めることで改善しやすいです。

乱食い・デコボコ(叢生)

歯が重なって生えている状態で、顎を広げることでスペースを確保します。

受け口・しゃくれ(下顎前突・反対咬合)

下顎が前に出ている状態で、早期治療により改善できる可能性が高いです。


保険の適用について

矯正治療の費用や保険適用についても気軽にご相談ください。


まとめ

この記事では、小児矯正の第一期治療について詳しく解説しました。お子さまの歯並びは、早期の対応によって将来の矯正負担を軽減できます。

浜田山おとなこども歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は、以下からご予約ください。
👉 予約はこちら

監修者:医療法人社団名月会理事長 山口昌良