みなさんこんにちは。
東京都杉並区浜田山、京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分の位置にある浜田山おとなこども歯科です。
歯科治療で「マイクロスコープ」という言葉を耳にする機会が増えてきましたが、その役割や価格についてはまだ十分に理解されていないことも多いでしょう。特に「どのような治療で使用され、なぜ費用が高いのか」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか？
この記事では、マイクロスコープの基本的な説明から、歯科医院におけるその役割、導入するメリット・デメリット、さらには当院での活用事例まで詳しく解説します。このコラムを読むことで、マイクロスコープ治療がもたらすメリットと価格に対する納得感が得られるはずです。
特に「精密な歯科治療を受けたい」「できるだけ痛みを抑えた治療を求めたい」とお考えの方、またご家族のために信頼できる歯科医院を探している方は、ぜひ最後までご覧ください！
1. 歯科で用いられるマイクロスコープとは？
マイクロスコープとは、通常の肉眼での確認では見えない歯の細部まで拡大して観察できる顕微鏡です。特に根管治療や精密な虫歯治療の場面で使用され、治療対象を何倍にも拡大して視認できることから、精密な処置が求められる治療で非常に重要な役割を果たします。一般的に10〜20倍程度まで拡大可能で、通常の拡大鏡では確認できない細部まで詳細に把握できます。
マイクロスコープの特徴と効果
マイクロスコープは、目視では難しい複雑な部位や小さな隙間も確認できるため、見逃しや誤診を減らし、再発のリスクを低減する効果があります。また、拡大視野での治療は精度が高まるだけでなく、患者さん自身にも安心感を提供し、歯の寿命を長く保つための処置を可能にします。
2. 歯科医院がマイクロスコープを取り入れるメリット
他の歯科医院と差別化できる
多くの歯科医院が標準的な治療方法を採用している中で、マイクロスコープを導入することは大きなアピールポイントになります。特に根管治療や歯周病治療において、細部まで精密な治療を実施することで、より優れた治療結果が得られ、患者さんにとって「信頼できる医院」として認識されやすくなります。
治療の精度アップにつながる
マイクロスコープの利用により、治療の精度が飛躍的に向上します。例えば、肉眼では見落としがちな微細な虫歯の取り残しや、根管内部の感染部分をしっかりと取り除くことが可能です。このため、再発を防ぐ効果も期待でき、患者さんにとっては治療の持続性と安心感を得ることができます。
治療の経過を動画・画像で記録できる
治療中の様子を動画や画像で記録することで、患者さんが治療内容を理解しやすくなります。また、治療の進行を振り返ることができるため、定期的なメンテナンスや次回の治療にも役立ち、患者さんにとっても安心材料となるでしょう。
3. 歯科医院がマイクロスコープを取り入れる際の懸念点
導入費用が高い
マイクロスコープの導入には高額な初期費用がかかります。一般的な歯科用マイクロスコープは1台あたり数百万円から、さらに高性能なものは数千万円に達する場合もあります。そのため、導入には慎重な計画が必要で、医院にとって大きな投資となります。
技術力や経験がなければ使用が難しい
マイクロスコープを有効活用するためには、歯科医師がその技術を熟知し、経験を積んでいることが必要です。経験の浅い歯科医師が使用すると、かえって治療が難航し、思うような結果が得られないこともあります。技術的なトレーニングや知識の習得も重要な要素です。
治療時間が長くなりやすい
精密な治療を行うためには通常よりも慎重な処置が求められるため、治療時間が長くなる傾向があります。特に根管治療などでは、通常の治療よりも時間がかかることがあり、患者さんの体力や負担を考慮する必要があります。
4. マイクロスコープ治療が高額な理由
マイクロスコープ治療が通常の治療に比べて高額なのは、以下の理由が挙げられます：
- 機器導入コスト：マイクロスコープ自体の費用が高く、導入費用が治療費に反映されることが多いです。
- 専門的な技術と知識の必要性：使用するための技術と経験が要求され、熟練した歯科医師による処置が必要です。
- 滅菌環境の維持：精密な治療には高い滅菌・除菌管理が必要で、そのための機材や消耗品のコストもかかります。
- 高品質の材料使用：再発や感染リスクを防ぐため、高性能な材料や薬剤が使用されることが多く、治療費が上がる要因となります。
これらの理由から、マイクロスコープ治療は通常の治療よりも高額になりやすいですが、患者さんにとってはその分の価値がある精密かつ安心な治療が提供されます。
5. 当院はマイクロスコープを導入しています
治療時間は約1時間
浜田山おとなこども歯科では、患者さんの負担をできるだけ軽減しながらも、精密な治療を提供するため、マイクロスコープを使用して丁寧な処置を行います。治療時間はおおよそ1時間程度で設定しており、必要に応じて細かなケアも行っています。
封鎖性が高いMTAセメントを使用
当院の根管治療では、封鎖性が非常に高く、歯の内部を保護しやすいMTAセメントを使用しています。これにより、細菌の侵入を防ぎ、治療後の再発リスクを大幅に低減する効果があります。
ラバーダムで滅菌除菌された環境で治療
歯の周りをラバーダムという特殊なシートで覆い、完全な滅菌環境を維持しながら治療を進めます。このような衛生管理によって、治療中の感染リスクを最小限に抑え、より安心して治療を受けていただけます。
歯科用CTの導入
CTスキャンを活用して事前に正確な診断を行うことで、治療精度がさらに向上します。歯科用CTにより、一般的なレントゲンでは確認できない詳細な構造が把握できるため、治療前に徹底した準備が可能です。
表面麻酔や細い針の使用で痛みを軽減
痛みを極力抑えるため、表面麻酔や特に細い針を使用しています。治療中の痛みを和らげることで、患者さんがリラックスして治療を受けられるよう配慮しています。痛みが苦手な方でも、できるだけ安心して受けていただける体制を整えています。
6. まとめ
以上、歯科治療におけるマイクロスコープの役割やその導入によるメリット、費用が高額である理由について詳しく解説しました。マイクロスコープを使用した精密な治療には高額な費用がかかりますが、治療精度や長期的な効果を考えると、その費用には納得の理由があります。当院、浜田山おとなこども歯科では、患者さんの健康を第一に考え、マイクロスコープや歯科用CTといった最新設備を導入し、安心かつ精密な治療を提供しております。
浜田山おとなこども歯科では24時間WEB予約を行っております。
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監修者：医療法人社団名月会理事長 山口昌良