こんにちは。京王井の頭線・浜田山駅から徒歩0分の浜田山おとなこども歯科です。
毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、
「虫歯ができた」「歯ぐきから血が出る」といったトラブルが起こることがありますよね。
その原因のひとつが、プラーク(歯垢)の取り残しです。
今回は、**「プラークは歯ブラシで取れるのか?」**という疑問に対して、
歯科医の視点から、原因・正しい対策・落としきれないケースまでわかりやすくご紹介します。
プラークとは?歯ブラシで取れるの?
▶ プラーク(歯垢)は細菌のかたまり!
プラークは、**食べかすではなく「細菌のかたまり」**です。
ネバネバした性質で、歯の表面や歯と歯ぐきの境目に強く付着します。
▶ 歯ブラシで除去はできる!ただし“正しく磨けていれば”の話
プラークは歯ブラシで物理的にこすれば落とすことができます。
しかし、磨き方が不十分だったり、毛先が届かない場所では残ってしまうのです。
歯ブラシだけで取りきれない場所がある?
以下のような部位は、歯ブラシだけではプラークが落ちにくい代表的な場所です。
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歯と歯の間(歯間部)
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歯ぐきとの境目(歯周ポケット)
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奥歯のかみ合わせの溝
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歯並びが重なっている部分
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ブリッジ・インプラントの周囲
これらの部位には、フロスや歯間ブラシなどの補助清掃器具が必要です。
「磨いているのに虫歯になる」人の落とし穴
実際に多いのが、「毎日3分以上歯磨きしてるのに虫歯になった…」という方です。
この場合、次のような原因が考えられます。
❌ 力任せに磨いていて毛先が当たっていない
→ 磨けた気になっているだけで、プラークは落ちていない
❌ 歯と歯の間は歯ブラシだけで不十分
→ フロスや歯間ブラシを使わないと汚れが残ってしまう
❌ 歯ブラシの毛先が開いていて効果が落ちている
→ 清掃力が30%以上ダウンしていることも!
歯ブラシでプラークをしっかり落とすための3つのポイント
✅ 1. 正しいブラッシング方法を身につける
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ゴシゴシ強くではなく、小刻みにやさしく動かすのがコツ
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歯の面に**毛先をしっかり当てる角度(45度)**が大切
✅ 2. 歯ブラシは1ヶ月で交換
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毛先が開いていると、プラーク除去率が大きく低下します
✅ 3. フロスや歯間ブラシを併用する
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歯ブラシ+フロスの併用で、歯垢除去率は約80%以上にアップします!
【補足】プラークと歯石の違い
| 項目 | プラーク(歯垢) | 歯石 |
|---|---|---|
| 正体 | 細菌のかたまり | プラークが石灰化したもの |
| 性質 | ネバネバ | 硬くてガチガチ |
| 除去方法 | 歯磨きで除去可能 | 歯科医院でのスケーリングが必要 |
歯石になる前に、毎日のケアでプラークを取り除くことが重要です。
【まとめ】プラークは歯ブラシで取れるが「磨き方」がすべて!
✅ プラークは歯ブラシで物理的に除去できる
✅ ただし、正しい方法・道具・習慣がないと取り残しが出る
✅ フロスや歯間ブラシとの併用が効果的
✅ 落とせなかったプラークはやがて「歯石」や「歯周病」の原因に
正しい磨き方、できていますか?浜田山での歯科健診でチェックしよう
浜田山おとなこども歯科では、お一人おひとりの磨き方やリスクに合わせたブラッシング指導を行っています。
「ちゃんと磨けているか不安」「フロスや歯間ブラシの使い方が分からない」そんな方も安心してご相談ください。
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医療法人社団名月会 浜田山おとなこども歯科
院長:山口 昌良