子供の歯並びが気になる親御さんへ:矯正を始める最適なタイミング|杉並区浜田山の歯医者|浜田山おとなこども歯科・矯正歯科

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子供の歯並びが気になる親御さんへ:矯正を始める最適なタイミング

みなさんこんにちは

東京都杉並区浜田山、京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある浜田山おとなこども歯科です。

お子様の歯並びが気になり、「矯正はいつから始めるべきなの?」と悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。矯正治療を始める適切な時期を見極めることは、お子様の成長や健康にとって非常に重要です。早すぎても効果が出にくく、遅すぎると治療の選択肢が限られる可能性もあります。

この記事では、小児矯正を考えている保護者の方が知っておくべき情報を分かりやすく解説します。

本記事の内容

  1. 小児矯正を始める適切な時期(Ⅰ期治療とⅡ期治療の違い)。
  2. 早期治療が必要な具体的なケース。
  3. 小児矯正を行うメリットと効果。
  4. 当院で提供している治療方法の特徴。

この記事を読むことで、小児矯正の開始時期や治療内容についての知識が深まり、お子様にとって最適な治療選択ができるようになります。お子様の歯並びや噛み合わせに不安を感じている方、また矯正治療のタイミングに悩んでいる方はぜひ最後までお読みください!


子どもの歯の矯正はいつから始める?

小児矯正を始めるタイミングは、お子様の歯や顎の成長段階に大きく依存します。矯正治療は大きく「Ⅰ期治療(早期治療)」と「Ⅱ期治療(本格治療)」の2つの段階に分けられ、それぞれの目的や対象年齢が異なります。

Ⅰ期治療(早期治療)

Ⅰ期治療は、乳歯と永久歯が混在している時期(6歳〜12歳ごろ)に行われる矯正治療です。この時期は成長期の柔軟性を活かし、歯並びや顎の成長を正しい方向に導くことを目的としています。

  • 対象年齢:6歳〜12歳(混合歯列期)
  • 目的:歯並びの悪化を防ぎ、永久歯が正しい位置に生えるスペースを確保。
  • 具体例:反対咬合(受け口)の矯正、顎の幅を広げる床矯正など。

Ⅰ期治療は、特に顎の成長を促進・抑制する治療が可能で、後の本格矯正を簡単にする役割もあります。

Ⅱ期治療(本格治療)

Ⅱ期治療は、永久歯がすべて生えそろった後に行う治療で、歯並びや噛み合わせを最終的に整えます。

  • 対象年齢:12歳以降(永久歯列期)
  • 目的:歯の位置や噛み合わせを正確に調整。
  • 具体例:インビザラインやワイヤー矯正などの全体的な歯の移動。

Ⅱ期治療は、成長期が終わっているため、顎の成長をコントロールすることは難しくなります。そのため、Ⅰ期治療での早期介入が重要となる場合があります。


小児矯正はいつから始めるのがいいの?

矯正治療を始める適切なタイミングは、お子様の歯並びや成長状況によって異なりますが、一般的に6歳〜9歳の間に初期検診を受けることをおすすめします。この時期に矯正専門医の診察を受けることで、以下のような問題を早期に発見できます。

  • 顎の成長バランスの乱れ:上下顎の発育が不均衡な場合、早期治療が効果的です。
  • 永久歯の萌出スペース不足:永久歯が正しい位置に生えるためのスペースが足りない場合。
  • 噛み合わせの異常:受け口や交叉咬合など、早めの対応が必要なケース。

特に以下の症状が見られる場合は、6歳よりも早く治療を始めることが推奨されます。


6歳よりも早く治療が必要となる子供の歯並び

一部のお子様では、6歳よりも前に矯正治療を始める必要があるケースがあります。以下のような症状がある場合は、早めに歯科医師に相談してください。

下顎前突(反対咬合、受け口)

反対咬合とは、下顎が上顎よりも前に出ている状態です。この状態を放置すると、成長とともにさらに悪化し、外科的治療が必要になることもあります。

  • 特徴:下顎が発達しすぎている、または上顎の成長が遅れている。
  • 治療のタイミング:4歳〜6歳の早期治療が効果的。
  • 治療方法:リバースプルヘッドギアや拡大床装置を使用。

上顎の成長スパートが早い

上顎の成長が早く、下顎とのバランスが崩れている場合、顎の成長を調整する治療が必要です。

奥歯が逆になる「交叉咬合(こうさこうごう)」

奥歯の噛み合わせが逆になっている交叉咬合は、顔の左右非対称や顎関節の不調を引き起こす可能性があるため、早期治療が推奨されます。


子供のうちに矯正治療を行うメリット

虫歯・歯周病予防

歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、汚れが溜まりにくくなります。不正咬合を早めに治療することで、虫歯や歯周病のリスクを大幅に軽減できます。

噛み合わせの改善による全身への影響

適切な噛み合わせは、顎の発育や脳への刺激を促します。特に咀嚼は食べ物の消化を助け、栄養吸収を向上させるだけでなく、顔全体のバランスを整える効果もあります。

見た目のコンプレックス解消

子供のうちに矯正を行うことで、将来の見た目に対する自信が向上します。特に思春期を迎える前に歯並びを整えることで、心理的負担を軽減できます。

将来的な治療負担の軽減

小児矯正を行うことで、永久歯列期の矯正が簡単になり、治療期間や費用を削減できる場合があります。


当院で扱う子供の矯正の種類

床矯正

取り外し可能な装置を用いて、顎を拡大し、歯が正しく並ぶスペースを作ります。

インビザラインファースト

透明なマウスピース型矯正装置で、見た目を気にせず治療を進めることが可能です。

T4K(トレーナー)

柔らかい素材で作られた装置を使用して、舌癖や口呼吸などの悪習慣を改善します。


まとめ

小児矯正を始める適切なタイミングや治療法について解説しました。早期治療は、お子様の健康的な成長や将来の口腔内の健康を支える重要な一歩です。

浜田山おとなこども歯科では、24時間WEB予約を受け付けております。お子様の歯並びや矯正について気になる点がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

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監修者:医療法人社団名月会理事長 山口昌良