みなさんこんにちは。
東京都杉並区浜田山京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある浜田山にある歯医者、浜田山おとなこども歯科です。
「奥歯が1本抜けたけど、見えないし痛くないからそのままに…」
「歯がなくても反対側で噛めるから平気」
そう思っていませんか?
実は、歯が1本でも抜けたまま放置すると、見た目以上に大きなリスクが潜んでいます。
今回は、「欠損歯(けっそんし)」を放置することによって起こり得る問題や、その予防法についてわかりやすく解説します。
【1. 欠損歯とは?】
「欠損歯」とは、虫歯や歯周病、外傷などで歯を失った状態のことです。
永久歯は一度失うと基本的には生えてきません。
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奥歯を1本だけ抜歯した
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親知らず以外の歯が抜けてそのまま
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乳歯が抜けた後、永久歯が生えてこなかった なども含まれます。
【2. 欠損歯を放置するリスク】
❗1)噛み合わせのバランスが崩れる
隣の歯や反対側の歯が動き出すことで、全体のかみ合わせが乱れてきます。
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隣の歯が倒れ込む(傾斜)
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上の歯が下に伸びてくる(挺出)
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全体のかみ合わせが不安定に
この変化はゆっくり進行するため気づきにくく、数年後に「咬みにくい」「顎が痛い」と感じる方が多いです。
❗2)咀嚼機能(かむ力)の低下
歯が足りない部分ではしっかり噛めなくなるため、
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消化不良
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食事の満足感低下
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食べられる物の制限
→ 結果として、栄養バランスが偏り、体全体の健康に影響を及ぼします。
❗3)顎関節症や顔のゆがみの原因に
片側だけで噛むクセがつくと、あごの関節や筋肉に偏った負担がかかります。
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顎関節症の発症
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顔のゆがみ・噛みぐせの固定化
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頭痛・肩こり・姿勢の乱れにもつながることも
❗4)発音・見た目への影響
前歯を失った場合はもちろん、奥歯でも影響はあります。
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口元のハリが失われ、老けた印象に
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空気が漏れて発音が不明瞭になる
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笑顔に自信がなくなる
→ 歯は“かむ”だけでなく、“話す・見せる・支える”という役割も担っています。
❗5)残っている歯への負担増加
欠損部の代わりをするように、周囲の歯がかばって過剰に使われてしまう状態に。
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歯のすり減りや破折
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詰め物・被せ物の脱落
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歯周病の悪化
→ 結果的に、ドミノ倒しのように他の歯も失いやすくなってしまいます。
【3. 欠損部の治療方法は?】
欠損の放置リスクを避けるには、早めの治療が大切です。主な選択肢はこちら:
方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
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ブリッジ | 両隣の歯を削って連結 | 固定式/短期間で治療可 | 両隣の健康な歯を削る |
入れ歯 | 金属や樹脂の義歯を装着 | 費用を抑えられる/手軽 | 違和感/噛む力が弱い |
インプラント | 顎骨に人工歯根を埋め込む | 見た目・機能ともに自然 | 手術が必要/保険適用外(原則) |
【4. まとめ】
「たった1本の歯がないだけ」と思っていても、その影響はお口全体、さらには全身の健康にも関係してきます。
欠損歯をそのままにしていると…
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噛みにくくなる
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他の歯やあごが痛くなる
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全身の健康に影響する
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結果的に治療が難しく・高額になる
というリスクがあります。
📅 ご相談・ご予約はこちら
当院では、患者さま一人ひとりに合った欠損治療(ブリッジ・入れ歯・インプラント)のご提案を行っております。
「放っておいて大丈夫かな?」と思っている方も、ぜひお気軽にご相談ください。
浜田山おとなこども歯科では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
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監修者:医療法人社団名月会理事長 山口昌良