みなさんこんにちは。
東京都杉並区浜田山京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある
浜田山にある歯医者、浜田山おとなこども歯科です。
「虫歯治療をしても、すぐまた虫歯になる」「原因が分からず、虫歯ができやすい…」
このようなお悩みを抱えていませんか?実は、虫歯の原因は“甘いものの食べすぎ”だけではなく、見落とされがちな日常習慣にも潜んでいます。
この記事では、虫歯の治療内容から、意外な虫歯の原因、治療後に痛みが残る理由、さらには虫歯が引き起こす全身疾患まで、幅広く詳しくご紹介します。
虫歯の再発に悩んでいる方、虫歯の原因が気になる方、そして家族の健康を守りたいと考えるご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
虫歯治療の概要
虫歯とは、口腔内の細菌が糖を栄養源にして酸を作り出し、歯の表面(エナメル質)を溶かす病気です。放置すると歯の神経にまで達し、激しい痛みや抜歯が必要になることもあります。
虫歯治療の目的は、進行を止めることと、健康な歯の機能を取り戻すことです。治療法には初期であればフッ素塗布やシーラント、中度以上ではレジン充填、インレー、クラウン、神経治療(根管治療)などが選択されます。
虫歯を発症する意外な原因
口呼吸をしている
口呼吸は唾液の分泌量を減らし、口腔内の乾燥を招きます。唾液には虫歯菌を洗い流す作用がありますが、口呼吸によってその作用が失われ、虫歯のリスクが高まります。
歯ぎしりをしている
就寝中の歯ぎしりは歯の表面を削り、細菌が入り込みやすい状態を作ります。また、歯に微細なヒビが入り、そこから虫歯が進行することもあります。
ストレスが溜まっている
ストレスが蓄積すると唾液の分泌量が低下し、自律神経のバランスも崩れがちになります。結果として、虫歯菌の活動が活発になりやすくなります。
食事の回数が多い
間食や食事の回数が多いと、口の中が常に酸性状態になり、再石灰化の機会が減少します。そのため、歯の表面が溶けやすく、虫歯ができやすくなります。
朝食を食べない
朝食を抜くと唾液の分泌が抑えられ、虫歯菌が活性化しやすくなります。また、朝の歯磨きがおろそかになりがちで、虫歯のリスクが上がります。
ペットボトル症候群
糖分の多い清涼飲料水を日常的に飲むことで、常に口の中が酸性になり、虫歯が急速に進行します。とくに水代わりにジュースやスポーツドリンクを飲む人は要注意です。
歯の根元のむし歯とは?
露出した“歯の根元”象牙質にできるむし歯
加齢や歯周病によって歯ぐきが下がり、歯の根元である象牙質が露出することがあります。この部分はエナメル質より柔らかく、虫歯に非常に弱い構造です。
歯の根元がむし歯になりやすい
象牙質は酸に弱く、わずかな酸でもすぐに溶け出します。また、歯ブラシの圧が強すぎると、根元がすり減り、虫歯が進行しやすくなります。
「歯の根元むし歯」は30代から発症。リスクは40代で急増
30代頃から歯ぐきの後退が始まり、40代以降では根面う蝕のリスクが飛躍的に高まります。とくに中高年世代では、このタイプの虫歯が多く見られます。
虫歯の治療後に患部が痛む4つの原因
神経が敏感になっている
治療直後は神経が過敏な状態になることがあります。特に深い虫歯の治療後は、しばらくしみたり痛んだりすることがあります。
神経が炎症を起こしている
細菌感染や刺激により、神経が炎症を起こしていると、持続的な痛みが出ることがあります。この場合は再治療や根管治療が必要になることもあります。
詰め物・被せ物が神経を刺激している
高さの調整が適切でない詰め物や被せ物は、咬合時に神経を圧迫し、痛みを引き起こすことがあります。噛み合わせの調整が重要です。
神経が残っている
虫歯が深く、神経をすべて取り切れなかった場合に痛みが続くことがあります。レントゲン診査で原因を特定し、必要に応じて再治療を行います。
虫歯が原因で発生する病気&症状6選
誤嚥性肺炎
高齢者で虫歯や歯周病菌が口内に多いと、誤嚥時に菌が気管へ入り込み肺炎を引き起こすことがあります。命に関わることもあるため、口腔ケアは非常に重要です。
心臓病
虫歯菌が血流に乗って心臓に到達すると、心内膜炎などの重篤な疾患を引き起こす可能性があります。特に持病のある方は注意が必要です。
早産
妊婦が重度の虫歯や歯周病を持っていると、炎症物質が血中を巡り、早産や低体重児のリスクが高まると報告されています。
中耳炎
虫歯が進行して上顎の副鼻腔に感染が広がると、中耳炎を引き起こすことがあります。特に小児では要注意です。
痴呆
虫歯や歯周病によって咀嚼力が低下すると、脳への刺激が減少し、認知機能の低下を招くことがあるとされています。
脳梗塞
慢性的な炎症が血管を傷つけ、血栓を作りやすくなることで脳梗塞のリスクが高まると指摘されています。
虫歯の治療後に注意すべき行動
患部を刺激しない
治療直後は舌や指で触ったり、固いものを噛んだりしないように注意してください。炎症が悪化する可能性があります。
刺激の強い食べものを避ける
辛いものや熱すぎる飲み物は、神経を刺激し痛みの原因になります。数日間は控えましょう。
激しい運動や長時間の入浴を控える
血行が良くなりすぎると痛みや腫れが悪化することがあります。治療後24時間は安静にしましょう。
喫煙や飲酒を控える
喫煙や飲酒は治癒を遅らせるだけでなく、詰め物の接着に影響を及ぼすこともあります。
虫歯を予防する方法
歯磨きを徹底する
1日2回、1回2〜3分以上を目安に丁寧に磨きましょう。磨き残しが虫歯の温床となります。
歯間ブラシやフロスでケアする
歯と歯の間には歯ブラシが届きにくいため、フロスや歯間ブラシを活用して虫歯の発生を防ぎます。
糖分を摂りすぎない
ジュースやお菓子などの糖分は、虫歯菌の大好物。摂取頻度を減らすことで虫歯の予防につながります。
フッ素を塗る
歯質を強くするフッ素は、特に虫歯になりやすい方に効果的です。歯科医院での定期的な塗布をおすすめします。
歯医者で定期的にメンテナンスを受ける
3ヶ月〜半年に1回は歯科医院でのクリーニングやチェックを受け、初期虫歯の早期発見に努めましょう。
まとめ
虫歯の原因は、甘いものだけではなく、口呼吸や歯ぎしり、生活習慣、ストレス、食事の仕方など多岐にわたります。そして虫歯を放置することで、命に関わる全身疾患を引き起こすこともあるため、正しい知識と予防が何より大切です。
虫歯の再発を防ぐためには、治療後の注意点を守り、日々の歯磨きや生活習慣を見直すことが欠かせません。早期発見・早期治療と予防を徹底し、健康な口腔環境を保ちましょう。
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監修者:医療法人社団名月会理事長 山口昌良