みなさんこんにちは。
東京都杉並区浜田山京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある浜田山にある歯医者、浜田山おとなこども歯科です。
「虫歯ができたけど痛くないし、まだ大丈夫かな?」と思ったことはありませんか?実は、虫歯は痛みが出る前にどんどん進行してしまうことがあります。特に、虫歯の進行スピードは人によって異なり、年齢や生活習慣が大きく影響します。この記事では、虫歯の進行スピードの目安や影響する要因、放置するとどうなるのかを徹底解説します。虫歯の進行を止めるポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
虫歯の進行スピードの目安
虫歯は、歯の表面のエナメル質を溶かすところから始まります。エナメル質は硬いので、虫歯の進行は比較的ゆっくり。しかし、象牙質に到達すると柔らかいため、進行スピードは一気に加速します。一般的な目安は以下の通りです。
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初期虫歯(エナメル質):進行に半年~数年かかることが多い
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象牙質まで達すると:数か月~1年程度で神経まで到達することもある
ただし、これはあくまで目安。実際には年齢や生活習慣で大きく変わります。
年齢による虫歯の進行スピードの違い
🔵 子どもの場合
子どもの乳歯や生えたばかりの永久歯は、エナメル質や象牙質が薄く柔らかいため、虫歯の進行が非常に早いです。ちょっとした黒い点が数か月で神経まで進んでしまうこともあります。特に、乳歯は歯の厚みが薄いので、虫歯の進行が気づかないうちに広がるケースが多いです。
🟡 大人の場合
大人の歯はエナメル質がしっかりしているため、初期虫歯は比較的ゆっくり進行します。ただし、歯並びや詰め物の隙間など、プラークが残りやすい部分は進行が早いことも。特に奥歯の隠れた虫歯は、発見が遅れやすいです。
🟠 高齢者の場合
高齢者は、加齢による唾液量の減少や、歯ぐきの下がり(根面う蝕)によって虫歯が進行しやすくなります。歯の根元の象牙質は柔らかく、虫歯菌に弱いため、短期間で進行してしまうことがあります。
生活習慣による虫歯の進行スピードの違い
🍬 糖分摂取の頻度
砂糖を含む飲食物を頻繁に摂ると、口の中が酸性に傾きやすくなり、虫歯菌の働きが活発に。おやつやジュースをダラダラと摂る習慣があると、唾液による修復が追いつかず進行が早くなります。
🪥 プラークコントロールの質
歯磨きの回数や質によっても進行スピードは変わります。プラークが長く残っているほど、虫歯菌が活発に活動し、進行は加速します。
💤 免疫力や生活リズム
ストレスや睡眠不足が続くと、免疫力が低下し虫歯菌に負けやすくなります。特に夜間は唾液の分泌が減るため、寝る前のブラッシングはとても重要です。
虫歯を放置するとどうなる?進行スピードの末路
虫歯を放置すると、以下のような深刻な問題に発展します。
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神経に達すると強い痛み(歯髄炎)
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神経が死ぬと膿がたまり(根尖病変)
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歯を抜かざるを得なくなる(抜歯)
虫歯は自然には治らないため、進行スピードにかかわらず早期治療が大切です。
進行を止めるポイント|虫歯予防の基本
虫歯の進行を防ぐために大切なのは、日々のセルフケアと定期検診です。
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食後のブラッシング:歯垢(プラーク)をしっかり除去する
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フッ素入り歯磨き粉の使用:再石灰化を促進
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間食を減らす:酸性環境になる回数を減らす
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定期検診:初期虫歯の段階で発見できる
まとめ:進行スピードを知って早期治療を
虫歯は「痛みが出てから行けばいい」と思われがちですが、進行スピードは人それぞれです。特に子どもや高齢者は進行が早いため、早期発見・治療が非常に重要です。
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監修者:医療法人社団名月会理事長 山口昌良