ホワイトニングの種類を教えて下さい blog

2016.01.05

歯を白くできることで人気のホワイトニングですが、実はホワイトニングの方法は一つだけではないのです。
つまり、ホワイトニングには種類があり、それぞれ違った特徴やメリット、デメリットが存在します。
ここでは、そんなホワイトニングの種類について解説し、それぞれの特徴などを挙げていきます。
あなたがホワイトニングを希望しているなら、さらにどのホワイトニングを選ぶかの参考にしてください。

オフィスホワイトニング

最も一般的な方法で、歯科医院で行うホワイトニングです。
ちなみに、ネットでホワイトニングについて調べると、仕組みや方法を説明したサイトが多々ありますが、大抵の場合、そういった説明は、このオフィスホワイトニングについて書かれたものになります。
資格を持つ歯科医だからこそ扱える薬剤を使用するため、高い効果が期待できます。

また、短期間で治療を終えることができ、効果の高さと合わせ、これらがオフィスホワイトニングのメリットです。
さらに、治療にあたって相談することも可能なため、初めての人でも安心して治療を希望することができます。
一方、デメリットとしては、短期間で歯を白くできる反面、後戻りも早くなり、その期間は早くて三ヶ月ほどです。
このため、一定期間ごとにオフィスホワイトニングを行う必要があり、これが手間に感じる人もいます。

ホームホワイトニング

自宅で行う方法ですが、専用のマウスピースを使用する必要があり、これは歯科医院で作成してもらえます。
ネットで購入することもできますが、マウスピースのサイズの問題もあり、あまりおススメできません。
仕組みとしては、ホワイトニング剤を入れたマウスピースを装着することで、徐々に歯を白くしていきます。
一旦白くなれば、それが長持ちする点がメリットであり、さらにオフィスホワイトニングより安いのも利点です。

一方、デメリットとしては、自身でホワイトニングを行う手間がかかりますし、通院が必要なケースもあります。
さらに、白さが長持ちする反面、実際に白くなるのに時間がかかる点もデメリットと言われています。
また、マウスピースをネットで購入した場合は、安全性におけるデメリットも追加されることになります。
マウスピース装着は、二時間以上は必要なため、それが叶うライフスタイルかどうかも重要になります。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を行う方法です。
流れとしては、まずオフィスホワイトニングを行い、一定時間経ってからホームホワイトニングを行います。
それぞれのホワイトニングを併用するため、当然それぞれのメリットを持っています。

つまり、オフィスホワイトニングの効果で、短期間で白くなり、ホームホワイトニングの効果で後戻りを防ぎます。
このため、ホワイトニングとしての効果が最も高い方法ですし、さらに長持ちする点も大きな魅力です。
ただし、効果が高い分、費用も高くなるため、手軽にできるとは言いがたい点がネックです。

市販のホワイトニング歯磨き粉

ホワイトニングと名がついているものの、従来のホワイトニングとは全く別物なので注意が必要です。
従来のホワイトニング治療は、薬品を使って歯のエナメル質を構造変化されることで歯を白く見せます。
一方、市販のホワイトニング歯磨き粉は、歯のエナメル質の汚れを落とすだけのものになります。
ちなみに、変色している部分はエナメル質の奥にある象牙質のため、この方法では白くなりません。

ただし、エナメル質の汚れは落とすことができるため、コーヒーなどによる表面の変色には効果があります。
このため、この方法においてはホワイトニングと言うよりは、歯のクリーニングと言った方が適切です。
値段は安いですが、その料金で歯科医院と同等の効果が得られると思うのは、大きな間違いになります。
また、成分に研磨剤を使用している歯磨き粉は、エナメル質を傷つける可能性があるため、おススメできません。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、ホワイトニングの種類についてまとめます。

  1. オフィスホワイトニング :最も一般的な方法。短期間で歯を白くできるが、後戻りも早いのが難点
  2. ホームホワイトニング :自宅でマウスピースを使って行う方法。歯を白くするのに時間がかかるのが難点
  3. デュアルホワイトニング :オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用。効果も費用も高い
  4. 市販のホワイトニング歯磨き粉 :従来のホワイトニングとは別物で、エナメル質の汚れを落とすだけ

これら4つのことから、ホワイトニングの種類について分かります。
それぞれの方法ごとにメリットとデメリットが存在するため、どの方法を選ぶかの判断材料にしてください。
どれくらいの期間で白くしたいのか、予算はどれくらいか、ライフスタイルはどうなのか、主なキーとなるのはこの三つです。
これらから判断して、あなたに合ったホワイトニングを選んでください。