【浜田山にある歯医者が解説】歯の変色の原因とホワイトニングで白さを取り戻す方法について news
2024.09.17
みなさんこんにちは。
東京都杉並区浜田山京王井の頭線浜田山駅から徒歩0分、渋谷・新宿・吉祥寺から電車で15分にある、浜田山おとなこども歯科です。
この記事では、ホワイトニングと歯の変色原因について、さらに具体的に詳しく説明していきます。歯が変色する理由には様々な要因がありますが、それぞれの原因に応じた適切な治療法を知ることで、歯の白さを取り戻すための方法が見えてきます。この記事を参考にして、自分の歯がどのように変色しているか、そしてどの治療法が適しているのかを知っていただければと思います。
そもそも歯に色がつく原因について
歯が変色する原因は、日常的な食生活から内的要因までさまざまです。具体的な原因を以下で解説します。
a. テトラサイクリン系抗生物質
テトラサイクリンは、抗生物質の一種で、幼少期に服用した場合、歯に色素が沈着し、歯が黄色や灰色に変色することがあります。この影響は一生続くことが多く、ホワイトニングでは対処しきれない場合もあります。ラミネートベニアなどの補綴治療が推奨されることが多いです。
b. 虫歯
虫歯が進行すると、歯が黒や茶色に変色することがあります。これは歯が虫歯菌によって破壊されるためであり、虫歯部分を除去して詰め物や被せ物をする必要があります。ホワイトニングで表面的な美しさは取り戻せても、根本的な虫歯の治療が先決です。
c. 着色汚れ（ステイン）
コーヒー、紅茶、ワイン、タバコなどの嗜好品に含まれる色素が歯に付着し、歯が黄ばむことがあります。特に喫煙者は、タバコに含まれるタールが歯に沈着しやすく、黄ばみが進みます。ホワイトニングでこれらの表面的な汚れは除去できますが、毎日のケアや生活習慣の見直しが重要です。
d. 歯の神経が死んでしまっている
歯に強い打撃を受けたり、深い虫歯が進行すると、**歯の神経が死ぬ（壊死）**ことがあります。この場合、歯が灰色や黒に変色します。この状態の歯はホワイトニングだけでは白くならないため、根管治療などを行い、さらにホワイトニングやラミネートベニアなどの補綴治療を併用することが一般的です。
e. 詰め物や被せ物の変色
詰め物や被せ物が古くなると、その周囲や詰め物自体が変色することがあります。特に金属製の被せ物は経年劣化により変色し、歯自体が暗く見えることがあります。詰め物や被せ物を交換することで、歯の色を改善できます。
f. 子どもの頃に摂取していた抗生物質
先述したテトラサイクリンをはじめ、他の抗生物質も歯に影響を与えることがあります。これらの抗生物質が、歯の形成期に体内に取り込まれると、歯の内部に色素が沈着し、成長後に歯が黄色や茶色に変色することがあります。
歯の色を戻すための治療法
歯が変色してしまった場合でも、さまざまな治療法によって改善が期待できます。以下は、変色を改善するための具体的な治療法です。
a. 歯のクリーニング
歯の表面的な汚れや歯垢、歯石を取り除くための基本的な治療です。コーヒーやタバコによる着色汚れには、クリーニングが非常に有効です。しかし、内部の変色には限界があり、ホワイトニングなど別の施術を併用する必要があります。
b. レジン前装金属冠
変色している歯や、古くなった詰め物を取り替えるためにレジン前装金属冠が使用されることがあります。これは、金属を基にした被せ物の表面をレジン（合成樹脂）で覆うもので、自然な歯の色に近づけることができます。
c. ホワイトニング
ホワイトニングは、歯の内部と外部の両方を白くする施術です。特にコーヒーやタバコのステインなど、表面的な着色汚れに対して効果があります。ホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類があり、患者のライフスタイルに合わせて選択可能です。
d. ラミネートベニア
ホワイトニングでは対応できない深刻な変色には、ラミネートベニアが推奨されます。これは、歯の表面に薄いセラミックのシェルを貼り付け、変色を覆う治療法です。特にテトラサイクリンなどで歯が深く変色している場合や、根管治療後の歯の変色に効果的です。
まとめ
歯が変色する原因は多岐にわたりますが、どの原因に基づくかによって適切な治療法が異なります。着色汚れであればホワイトニングやクリーニングで改善が期待でき、内部の変色には根本的な治療や補綴治療が必要です。変色が気になる場合は、まず歯科医師に相談し、最適な治療方法を選択することが重要です。
浜田山おとなこども歯科では、患者様に最適なホワイトニングや治療法を提案しています。気になる方はぜひご相談ください。
浜田山おとなこども歯科では24時間WEB予約を行っております。何か気になる点がございました方は、以下からご予約ください。
こちらからご予約
監修者
医療法人社団名月会
理事長 山口 昌良
