子どもの歯が黒いのは虫歯ですか? blog

2023.04.11

杉並区の歯医者さん、浜田山おとなこども歯科・矯正歯科です。
今回のテーマは「子どもの歯が黒いのは虫歯なのか」についてです。

子どもの歯をよくみると、歯が黒くなっている場合があります。もしかして子どもが虫歯なのではないか…と心配になりますよね。

ここでは、子どもの歯が黒い原因についてご紹介していきます。

必ずしも虫歯とはいえない

結論からいうと、子どもの歯が黒いのは虫歯の可能性が高いです。
ただし、絶対に虫歯とはいい切れません。

以下に可能性の高い4つの原因をご紹介していきます。いずれの原因であっても不安なことがあれば、歯科医院に相談するのがよいでしょう。

歯が汚れている

色の濃い食べ物を食べると歯が黒くみえる場合がありますが、これは歯が単に汚れているだけかもしれません。
例えばチョコレートやココア、カレーなど色の濃い食べ物を食べた直後に鏡をみると、食べカスで歯が黒くみえがちです。

単に歯が汚れている場合は歯磨きだけで綺麗になるので、まずは保護者の方が丁寧に歯を磨いてあげるとよいでしょう。
このときあまり強く磨くと、歯を傷つける場合があるので注意が必要です。ご家庭でのケアでも綺麗にならない場合は、無理せず歯科医院で歯のクリーニングを受けてください。

歯科医院では専用の道具を使うため、自宅での歯磨きよりも歯を綺麗にできます。当院では、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)に力を入れています。
定期的に歯科医院でのクリーニングを行えば、虫歯や歯周病予防につながるので、半年から一年に一回程度の定期健診がおすすめです。

虫歯かどうか判断できない場合にも、ドクターに相談してみましょう。

虫歯予防薬の影響

歯科医院に行った後で子どもの歯が黒くみえる場合は、虫歯予防薬の影響かもしれません。

虫歯の治療に「サホライド」という薬を塗ることがあります。サホライドは虫歯の進行を止めるため、広く利用されている薬です。虫歯を削るといった治療が難しい低年齢のお子さんや小さな虫歯に使います。

サホライドにはフッ素と銀が入っており、銀が虫歯と結びつくと、虫歯のあった部分が黒くなります。そのため虫歯があった部分が黒くみえるのです。
サホライドの仕組みがよく分からないと、「治療したのにまた虫歯なの?」と心配になってしまうので、虫歯治療の際はドクターの説明をよく聞くことが大切です。

当院では、「ドックスベストセメント」という虫歯菌を殺菌する治療方法を取り入れています。痛みがなく、虫歯の再発予防も期待できる虫歯治療法です。
自費治療ですが、子どもからお年寄りまで利用できるため、ぜひご相談ください。

歯の神経が傷ついている

歯の神経が傷ついていると歯全体が黒く変色する場合がありますので、お子さんに最近つまずいたり、顔を打ったりしていないか確認してみてください。
もし歯の神経が傷ついている場合は、早めにドクターの診察を受けるようにしましょう。問題がなければ経過観察になる場合が多いです。

ただし神経が大きく傷ついている場合は、歯の内部にある血管や神経を治療しなければなりません。神経が傷ついていると治療しても歯が黒いままなので、目立つ箇所で気になる場合は、歯専用のマニキュアで黒色を隠すこともできます。的確な治療方法を受けるためにも、一度歯科医院にご相談ください。

虫歯である

歯が黒くなっている場合、やはり虫歯のことが多いです。とくに黒い穴ができているようなら、虫歯の可能性が高いです。

虫歯を疑ったら乳歯だからといってそのままにしないようにしてください。乳歯は虫歯の進行が早く、麻酔をしての治療や神経を抜く治療になってしまうこともあります。そのため、気になる時は、なるべく早く歯科医院に相談してください。

また、以前虫歯の詰め物をした部分の周りが黒くなっている場合は虫歯の再発が疑われます。一度治療したから大丈夫とは考えず、注意深く見守りましょう。

まとめ

子どもの歯が黒くなっている場合、考えられる原因は以下の4つです。

  • 歯の汚れ
  • 虫歯治療薬の影響
  • 歯の神経のダメージ
  • 虫歯

サホライド以外が原因であれば、歯の健康を考えるとそのままにしておくのはよくありません。放置していると状態は悪化していくばかりです。

子どもの歯が黒くて心配な場合は、まずは歯科医院に相談してみましょう。